Dropbox デスクトップ アプリ
このモジュールでは、Dropbox デスクトップ アプリがパソコン上の他のフォルダと同じように機能し、ファイルを常に最新状態に同期してオフラインでも利用できるようにする仕組みについて説明します。アプリのインストール方法や同期アイコンの概要に加え、選択型同期やオンラインのみのファイルを使用して容量を節約しながらファイルを常に最新状態に同期する方法について学びます。
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Dropbox デスクトップ アプリについて
Dropbox デスクトップ アプリを使用すると、Windows のエクスプローラーや、Mac の Finder を使用して、パソコン上のフォルダからファイルを操作できるため、最初から使い慣れた感覚で作業することが可能です。普段とまったく同じように、ファイルの移動、追加、名前の変更、削除を行えます。アプリは、バックグラウンドで変更内容を Dropbox アカウントや他のデバイスに静かに同期し、すべてを最新の状態に保ちます。インターネット接続が切断されても、パソコン上のファイルやオフラインで利用できるようにしたファイルで作業を続けられます。オンラインに戻ると、Dropbox は中断した箇所から作業を再開し、変更内容をすべての場所に反映します。
アプリをインストールすると、パソコン上に次の 2 つが表示されます。
エクスプローラーまたは Finder 内の Dropbox フォルダ。
タスクバー(Windows)またはメニュー バー(Mac)上の小さな Dropbox アイコン。
このフォルダを日々の作業にご利用ください。通常どおりにファイルをドラッグしたり、フォルダを整理したり、アイテムを開いたりすると、Dropbox がバックグラウンドで同期処理を行います。アイコンでは、ステータスをすばやく確認できるほか、ステータスを制御することができます。最近のアクティビティや、ファイルが最新の状態かどうかの確認に加え、同期を一時停止したり、設定を開いたりすることができます。
注:空き容量が少ない場合は、アイテムを[オンラインのみ]としてマークすれば、ローカル ストレージを使用せずに Dropbox 内に保存されます。その後、デバイスで必要になったときに、そのアイテムを再度[オフラインで利用可能にする]に切り替えることができます。
つまり、デスクトップ アプリを使用すれば、どこからでも複数のデバイスからファイルにアクセスできます。通常のフォルダと同じような使いやすさに加え、すべてが安全かつ最新の状態に保たれているという安心感も得られます。
Dropbox デスクトップ アプリのインストール
dropbox.com/downloading にアクセスします。
インストーラーを開き、画面の指示に従います。
メール アドレスとパスワードを使ってログインするか、[Google で続行]または[Apple で続行]を選択します。
パソコン上の Dropbox フォルダと、タスクバー(Windows)またはメニュー バー(Mac)上の Dropbox アイコンを探します。
Dropbox フォルダにファイルを追加すると、ご利用のアカウントや他のデバイスに同期されます。
同期とは一体何でしょうか?
同期とは、Dropbox が複数の場所で同じファイルを常に最新の状態に保つための仕組みです。
たとえば、ノートパソコンの特定のフォルダに To-do リストがあるとします。同じリストが、インターネット上の Dropbox アカウントにも保存されています。ノートパソコンで新しいタスクを追加したり、何かを完了したりすると、Dropbox はその変更を検出し、オンライン上のコピーを更新してから、スマートフォンや別のパソコンなど、他のデバイス上のコピーも更新します。
そのため、手作業でリストをコピーしたり、自分宛にメールで送信したりする必要はありません。Dropbox フォルダに保存するだけで、同期機能によって次のことが保証されます。
最新バージョンが Dropbox アカウントに保存される。
他のデバイスがオンライン状態にある場合、そのデバイスでも同じバージョンを利用できる。
選択型同期
選択的同期を使用すると、フォルダ全体を選択して、特定のコンピューターに同期しないように指定できます。これにより、ローカルの容量を消費せずに、Dropbox アカウントにフォルダを保持できます。
たとえば、会議や出張では容量が限られた軽量ノートパソコンを使用し、自宅では大容量のパソコンを使用しているとします。
お使いの Dropbox には、毎日使うフォルダもあれば、たまにしか使わないフォルダもあるでしょう。選択型同期を使えば、頻繁に使用するフォルダをノートパソコンに保存してすぐにアクセスできるようにし、古いフォルダや容量の大きいフォルダは Dropbox アカウントにのみ保存して容量を節約することが可能です。これらのフォルダは引き続き dropbox.com や別のパソコン上で開くことができ、プロジェクトが再開された際には、いつでもノートパソコンへの同期を再度有効にすることができます。
選択型同期は、共有フォルダでも役立ちます。チーム スペースに、めったにアクセスしない大容量の「アセット」フォルダがある場合、お使いのノートパソコンではそのフォルダを選択解除して容量を節約し、画面をすっきりさせることができます。一方で、それらのファイルを利用するチーム メンバーは、自分のデバイスにそのフォルダを保持しておくことが可能です。選択内容はそのパソコンにのみ適用され、Dropbox からは何も削除されません。また、選択内容はいつでも変更できます。
Windows で選択型同期を使用する方法
Mac で選択型同期を使用する方法
Dropbox を使って、ファイルを「オンラインのみ」に設定してハード ドライブ容量を節約する方法
「オンラインのみ」の場合、ファイルやフォルダは Dropbox アカウント内に保持され、全コンテンツがパソコンに保存されることはありません。Dropbox フォルダには該当するアイテムが雲のアイコン付きで引き続き表示され、必要なときに開くことができます。「オフラインで利用可能にする」の場合、パソコン上にローカル コピーが保存されるため、インターネットに接続していなくても即座開くことができ、バックグラウンドで常に最新の状態に保たれます。
あなたはフリーランスのデザイナーで、新しいクライアント向けのブランド刷新プロジェクトに1台のパソコンで取り組んでいるとします。ワークスペースを整理するために、ストック写真、エクスポートした RAW データ、以前のラウンドなど、サイズの大きな参照用フォルダを[オンラインのみ]として設定します。これにより、これらのフォルダは Dropbox アカウント内に保持され、パソコンの容量を消費したり、日常的に表示される画面が乱雑になったりすることを防げます。現在の報告書、編集中のロゴ ファイル、今週発表するプレゼンテーションはオフラインでも利用できるようにしておけば、作業中もすぐに開くことができ、常に最新の状態に保たれます。
プロジェクトのステージが進むにつれて、アイテムを 1 つずつ切り替えることができます。最初の下書きを提出したら、古い調査用のフォルダをオンラインのみに設定し、最終版用のフォルダをオフラインで利用可能に設定して、最終的な仕上げを行います。参照ファイルにアクセスする必要がある場合は、オンラインのみに設定されたフォルダから開くと、利用できるように Dropbox によってダウンロードされます。確認し終えたら、そのファイルを再び[オンラインのみ]に設定することができます。この方法だと、作業中のファイルはすぐ利用できる状態となり、それ以外のファイルはすべて同じ場所にまとめて保管できます。
Windows でファイルを「オンラインのみ」に設定する方法
Mac でファイルを「オンラインのみ」に設定する方法
ファイルをデフォルトで「オンラインのみ」に設定する方法
お使いのパソコンの Dropbox フォルダに追加するすべてのファイルをデフォルトで[オンラインのみ]にするには:
タスクバー(Windows)またはメニュー バー(Mac)の Dropbox アイコンをクリックします。
左下にあるアバター(プロフィール写真またはイニシャル)をクリックします。
[基本設定]をクリックします。
[同期]タブをクリックすると、
[新しいファイルのデフォルト設定]の横にあるプルダウンメニューをクリックします。
[オンラインのみ]を選択します。
今後、この Dropbox フォルダに追加されるすべてのファイルとフォルダは「オンラインのみ」になります。新しく追加されたファイルは、追加後にパソコンのストレージ容量を消費しません。ただし、この条件は、既存のファイルやフォルダには適用されません。
容量制限と空き容量の確保について
ご利用の Dropbox アカウントには容量制限があり、ご使用のパソコンにも独自のディスク容量があります。デスクトップ アプリを使用すると、その両方を管理できます。[オフラインで利用可能にする]に設定したアイテムは、パソコン上にローカル コピーが保存されます。[オンラインのみ]として設定したアイテムは、ローカルの容量を消費せずに Dropbox アカウント内に保持されます。デバイス上に保存するアイテムを選択し、それ以外はすべてクラウド上に保存しておき、ニーズの変化に応じてアイテムの設定を切り替えることができます。
使用中の容量を確認するには:
タスクバー(Windows)またはメニュー バー(Mac)の Dropbox アイコンを選択します。
アバター(プロフィール写真またはイニシャル)を選択します。
[同期とストレージ]を選択すると、ディスク使用量と同期の詳細が表示されます。
パソコンの空き容量を増やす
お使いのデバイスの空き容量を増やすには、Dropbox フォルダのコンテキスト メニューで、ファイルまたはフォルダを[オンラインのみにする]に設定します。対象のアイテムは Dropbox アカウントのみに保持され、ローカル ストレージは消費されなくなります。再度必要になった場合は、[オフラインで利用可能にする]に設定を戻せば、ローカル コピーがダウンロードされます。このパソコンでフォルダ全体を非表示にするには、システム トレイまたはメニュー バーにある Dropbox アイコンをクリックし、自分のアバターを選択してから[設定]をクリックします。次に[同期]をクリックし、[選択的同期]を使用して、このデバイスで不要なフォルダの選択を解除します。
Dropbox のストレージを管理する
まず、不要になった大容量ファイルを削除しましょう。具体的には、Dropbox から移動するか、使用しなくなった場合は削除します。共有フォルダを確認し、使用していないフォルダはそのままにしておくか、必要なフォルダまたはファイルのみを共有するように所有者に依頼してください。長期保存するアーカイブについては、外部ストレージにコピーを保存し、バックアップが完了したことを確認した後に、Dropbox 内で保持する必要がなければ、保存されているバージョンを削除します。
同期アイコンについて
同期アイコンは、Dropbox フォルダ内のファイルのステータスを一目で確認する際に役立ちます。アイコンは、アイテムが最新の状態か、まだ同期中か、オンラインのみに設定されているか、対応が必要かを示します。これらのアイコンは、Mac の Finder および Windows のエクスプローラーに表示されます。
macOS では、お使いのアプリがどの同期エンジン(File Provider または Dropbox レガシー)を使用しているかによって、アイコンのスタイルが変わる場合があります。Windows では、クラウド ファイルかDropbox レガシーによってアイコンが異なることもあります。
Mac の File Provider とは?
Mac で Dropbox をご利用の場合、Dropbox フォルダが Finder の[場所]に表示され、一部のファイルに小さな雲のアイコンが付いており、全体的に macOS にシームレスに統合されているように感じられるかもしれません。このような利用体験は、Appleの「File Provider」という機能によって実現されています。
File Provider は、Dropbox のようなアプリがクラウド ファイルをオンライン ストレージと同期したまま、Mac 上にあるかのように Finder に表示できるようにする macOS のフレームワークです。Dropbox は、この比較的新しい File Provider テクノロジーを利用して、次のことを実現しています。
Dropbox フォルダは、Finder 内の標準的な場所、つまり[場所]の下に表示されます。
オンラインのみのファイルには雲のアイコンが表示されるため、どのアイテムがクラウドに保存されており、どのアイテムが Mac 上でオフラインで利用可能かを確認できます。
重要なフォルダは常にオフラインで利用できる一方で、めったに使わないファイルに関してはmacOS 上でオンラインのみで保持できるため、ディスク容量の管理に役立ちます。
ユーザー側から見ると、これまで学んだ同期に関する基本的な仕組みから変わりはありません。これまで同様、Finder に Dropbox フォルダが表示され、ファイルを開き、移動し、名前を変更することが可能です。また、引き続き Mac と Dropbox アカウント間で変更内容が同期されます。
macOS を最大限に活用するには、File Provider のご利用をおすすめします。ただし、Dropbox デスクトップ アプリを引き続きご利用いただくために必須というわけではありません。お使いの Mac またはご利用アカウントがまだ新しい利用体験を提供できるようにアップデートされていない場合、Dropbox は引き続き既存のデスクトップ アプリ上で利用可能であり、ご紹介した同期機能も使用できます。
ファイルは引き続き同期されます。どのアイテムをオフラインで利用可能にするか、オンラインのみにするかを選択したり、利用可能な場合は選択型同期を使用したり、これまでどおり Mac 上の Dropbox フォルダから引き続き作業を行ったりできます。
トラブルシューティング
デスクトップアプリの同期が停止した、同期中のファイルの数が変わらないように見える、または変更内容がデバイス間で反映されない場合、通常は、接続または設定の問題が原因です。非常にサイズの大きいファイルを扱っている場合や、ネットワークの速度が遅い場合は、接続速度を確認するか、帯域幅を大量に消費する他のアクティビティを一時停止するか、より高速で安定したネットワークに接続してから、同期ステータスをもう一度確認してください。それでも状況が改善しない場合は、次の簡単なチェックを行うことで、大抵の場合は、同期が再び正常に行われるようになります。
インターネットに接続されていることを確認し、Dropbox をブロックする可能性のあるファイアウォール、セキュリティ ソフトウェア、ウイルス対策ソフトウェア、またはネットワーク制限がないかお確かめください。また、お使いのデバイスの日付と時刻が正しいかどうかも確認してください。
新しいファイルの同期が完了するまで、Dropbox デスクトップ アプリを開いたままにしておきます。
同期ステータスをチェックし、選択的同期によってフォルダがこのデバイス上で選択解除されていないことを確認してください。
アイテムがオンラインのみに設定されている場合は、そのアイテムを開いてダウンロードするか、[オフラインで利用可能にする]に設定してください。
容量制限まで余裕があることを確認し、ファイル サイズの制限もお確かめください(非常にサイズの大きいファイルや長いフォルダ パスの場合、制限にひっかかり同期処理を行えないことがあります)。
同期の妨げとなる可能性のある特殊文字やサポート対象外のファイル形式(たとえば、お使いのオペレーティング システムで使用できない文字、またはアップロードの制限に関する Dropbox ヘルプセンター記事に記載されているファイル形式)が使用されていないか確認してください。
このモジュールでは、デスクトップ アプリが Finder やエクスプローラーとどのように連携するか、同期の仕組み、さらに選択的同期やオンラインのみのファイルなどのツールが容量の管理にどのように役立つかについて学びました。次のモジュールでは、フォルダの作成方法、ファイルのアップロード方法、そしてさまざまなデバイスから Dropbox に新しいコンテンツを取り込む方法について学びます。