チーム アカウントの安全性を高めるために管理者ができること

デバイスの紛失や退職時には、管理者はモバイル デバイスおよびパソコンからファイルとフォルダを削除できます。これらの処理はモバイル デバイスおよびパソコンがオンラインに戻ったときに実行されます。

チーム メンバーのデバイスからファイルを遠隔削除する：

1. 管理者のアカウント情報を使用して dropbox.com にログインします。
2. 左側のサイドバーで [ 管理コンソール ] をクリックします。
3. ［ メンバー ］をクリックします。
4. 遠隔削除するファイルを所有しているメンバーの名前をクリックします。
5. ［ デバイス ］で、削除するデバイスの横にある［ X ］をクリックします。
6. ［ このパソコンが次回オンラインに接続される際に、「（組織名）」の Dropbox からファイルを削除します ］のチェックボックスをオンにします。
7. ［ ログアウト ］をクリックします。

遠隔削除ができませんか？ デバイスの遠隔削除ガイドで詳細をご覧ください。チーム メンバーのファイルの遠隔削除ステータスを確認する方法や Dropbox Paper ファイルへのアクセス権を削除する方法も分かります。

社員が会社のシステムにアクセスするために使用する個人のスマートフォン、ノートパソコン、タブレットなどによって生じるセキュリティ違反のリスクの増加に対抗するため、会社が EMM フレームワークを採用することが多くあります。

EMM とは、社員が幅広い種類のモバイル デバイスでデータを使用する場合に、会社がデータを管理するために使用するシステム（ソフトウェア、人材、プロセスを含む）を指します。EMM を使用すると、チーム管理者は管理デバイスに対してモバイル アプリの利用を制限すること、アプリの利用状況を可視化すること、また紛失または盗難デバイスを遠隔削除することができます。

この機能を使用するには、管理者がサード パーティ EMM プロバイダと協力し、会社でのモバイル デバイスのアクセスを管理する必要があります。その後、管理コンソールに移動して［ 設定 ］タブにアクセスすることで、管理者は Dropbox でこの機能をオンにできます。［ デバイス ］、［ EMM ］の順に選択します。

EMM を設定している場合、どのチーム メンバーにアクティブなセッションがあるかを、Dropbox EMM または通常のモバイル アプリで表示する「使用レポート」を作成できます。

管理コンソールから［ 設定 ］タブに移動し、［ デバイス ］の下の［ EMM ］を選択します。有効になったら、［ レポートを作成 ］を選択できます。

ネットワーク制御では、Enterprise チームの管理者が会社のネットワークで使用できる Dropbox アカウントを管理できます。これは企業データの保護という観点で特に便利です。

プロキシまたは CASB ベンダーを使用して、どのチーム メンバーのアカウントがログインし、dropbox.com または Dropbox デスクトップ アプリで同期できるか指定することができます。

たとえば、勤務中に個人的な活動を実施することに関して会社としてポリシーを定めている場合、ネットワーク制御による個人用 Dropbox アカウントへのアクセスをブロックできます。

ネットワーク制御の設定は管理コンソールから始めます。［ 設定 ］タブに移動し、［ デバイス ］までスクロールして［ ネットワーク制御 ］を選択します。

管理コンソールの［ 設定 ］には、［ウェブ セッション管理］機能もあります。この機能を有効にすると管理者が以下を行えるようになります。

• アクティブなブラウザ セッションを終了できます。
• 接続済みのすべてのパソコンまたはモバイル デバイスのリンクを解除できます。
• 管理コンソールからチーム メンバーのサードパーティ製アプリへのアクセスを取り消せます。
• Dropbox でメンバーがログイン状態を維持できる期間を設定できます。

ウェブ セッションの管理は、会社がコンプライアンスの都合上、ウェブ セッションを制限する必要がある場合に特に便利です。設定したセッションよりも長くログインし続けようと試みると、自動的にログアウトします。

デバイスの紛失や退職時には、管理者はモバイル デバイスおよびパソコンからファイルとフォルダを削除できます。これらの処理はモバイル デバイスおよびパソコンがオンラインに戻ったときに実行されます。

チーム メンバーのデバイスからファイルを遠隔削除する：

1. 管理者のアカウント情報を使用して dropbox.com にログインします。
2. 左側のサイドバーで [ 管理コンソール ] をクリックします。
3. ［ メンバー ］をクリックします。
4. 遠隔削除するファイルを所有しているメンバーの名前をクリックします。
5. ［ デバイス ］で、削除するデバイスの横にある［ X ］をクリックします。
6. ［ このパソコンが次回オンラインに接続される際に、「（組織名）」の Dropbox からファイルを削除します ］のチェックボックスをオンにします。
7. ［ ログアウト ］をクリックします。

遠隔削除ができませんか？ デバイスの遠隔削除ガイドで詳細をご覧ください。チーム メンバーのファイルの遠隔削除ステータスを確認する方法や Dropbox Paper ファイルへのアクセス権を削除する方法も分かります。

ログインし直し、SSO が有効な状態を確認します。手順に従ってアカウントに戻ります。

ここでも管理コンソールから始めます。［ 設定 ］を選択し、［ 認証 ］までスクロールします。

［ 2 段階認証 ］を選択し、画面上のチェックボックスをオンにします。

設定が反映されているか確認しましょう。通常のユーザーとしてログインし、2 要素認証の設定手順を実施します。

後からいつでも 2 要素認証を無効にすることができます。

今度は SSO を設定してみましょう。管理コンソールに戻り、［ 設定 ］を選択して、［ 認証 ］までスクロールします。

［ シングル サインオン ］を選択して、設定を［オン］に切り替えます。

ログインし直し、SSO が有効な状態を確認します。手順に従ってアカウントに戻ります。