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チーム アカウントの安全性を高めるために管理者ができること

チーム アカウントの安全性を高めるために管理者ができること

Dropbox は、皆さんと会社にとってセキュリティがいかに重要であるかを認識しています。Dropbox Business がチームの Dropbox アカウントの安全性を確保するための機能を多数提供しているのは、そのためです。

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チームのニーズに合わせてセキュリティをカスタマイズする

Dropbox には、会社のデータを安全に保つセキュリティ機能が複数搭載されています。Dropbox 管理者であれば、チームのセキュリティ ニーズに合わせて、こうした機能を追加およびカスタマイズできます。

組み込まれたセキュリティ

今日、膨大な量の仕事がオンラインで発生します。そんな中、Dropbox は多くの企業がセキュリティをいかに重視しているかを理解しており、データ、知的財産、IP アドレスを保護するために水面下で取り組んでいます。

以下は Dropbox Business でご利用いただけるセキュリティ機能の一部です。

  • 2 段階認証

  • シングル サインオン

  • デバイスの承認

  • ウェブ セッション管理

  • 共有フォルダとリンクのカスタム設定

  • アクティビティ ログ

  • セキュリティ情報とイベント管理(SIEM)をはじめとする IT プロセス、ID 管理、情報漏洩防止(DLP)

上記およびその他セキュリティ機能の詳細についてはこちらをご覧ください

データの保護

組織のデータを安全に保ち、チームのアクティビティを保護する方法をご説明します。

ユーザーによる管理

管理者はユーザーにも管理機能を一部与えることができます。

チーム管理者の許可に応じて、ユーザーはユーザー管理フォルダ、さらに場合によってはチーム フォルダの共有権限を設定できます。

エンタープライズ データ保護(EDP)の統合

個人のデバイスを仕事に使う人が増えるほど、セキュリティ違反や情報漏えいのリスクが高まります。Dropbox Business と Windows 10 のエンタープライズ データ保護の統合により、EDP 対応マシンから Dropbox アカウントに追加されたファイルは、デフォルトで保護されるようになります。

ランサムウェア対策

何らかの理由でランサムウェアのターゲットとなってしまっても、Dropbox アカウント内のファイルは保護されます。Dropbox Business は以前のバージョンのファイルを復元できるため、攻撃を受ける前のバージョンにアクセスできます。

追加サポート

皆さんは管理者として、他のツールやソフトウェアを活用してチームにとってより堅牢で安全な環境作りを行っていることもあるでしょう。


すでにサード パーティ製ソフトウェアやアプリをお使いの場合、もしかするとそれは Dropbox と統合できる多数のセキュリティ パートナーの 1 つかもしれません。


お気に入りのアプリやソフトウェアが対象かどうかを確認するには、アプリ統合ページをご覧ください。

非常に安全なログイン

Dropbox Business ではデータを安全に維持することが重要なのは大前提ですので、それを実現する安全なログイン方法を 2 種類ご用意しています。

両方の方法を確認し、皆さんのチームにより合うものを選択してください。なお、これらの方法は別々に使用するように設計されていますので、両方を組み合わせることはできません。

2 段階認証

2 段階認証は優れたセキュリティ オプションです。この機能を有効にすると、ログイン時にパスワードに加えて 6 桁のセキュリティ コードまたはキーの入力が求められます。これにより、ユーザー全員のセキュリティが高まります。

シングル サインオン(SSO)

シングル サインオン(SSO)を使うと、ユーザーが共通のアイデンティティ プロバイダにログインすればビジネス用 Dropbox にアクセスできるようになります。皆さんの会社がアイデンティティ プロバイダを利用している場合、すでに信頼しているプロバイダに認証を任せることができます。

覚えておくべきパスワードが 1 つ減るので、ユーザーにとって利便性とセキュリティが高まります。

SSO を設定すると、Dropbox の一部のセキュリティ機能(2 段階認証やセルフサービスのパスワード リセットなど)が無効になります。

(2 段階認証やセルフサービスのパスワードのリセット機能など)は失効します。アイデンティティ プロバイダを通じてセキュリティ レベルが高くなるのです。

Enterprise アカウントのセキュリティ ツール

Enterprise アカウントの管理者には、すべてのデータとチームの安全を守るより多くの方法が用意されています。管理者が有効にできる、Enterprise 限定のセキュリティ機能の一部をご紹介します。

エンタープライズ モビリティ管理(EMM)

社員が会社のシステムにアクセスするために使用する個人のスマートフォン、ノートパソコン、タブレットなどによって生じるセキュリティ違反のリスクの増加に対抗するため、会社が EMM フレームワークを採用することが多くあります。

EMM とは、社員が幅広い種類のモバイル デバイスでデータを使用する場合に、会社がデータを管理するために使用するシステム(ソフトウェア、人材、プロセスを含む)を指します。EMM を使用すると、チーム管理者は管理デバイスに対してモバイル アプリの利用を制限すること、アプリの利用状況を可視化すること、また紛失または盗難デバイスを遠隔削除することができます。

この機能を使用するには、管理者がサード パーティ EMM プロバイダと協力し、会社でのモバイル デバイスのアクセスを管理する必要があります。その後、管理コンソールに移動して[ 設定 ]タブにアクセスすることで、管理者は Dropbox でこの機能をオンにできます。[ デバイス ]、[ EMM ]の順に選択します。

共通権限の設定

チームの管理者として、チーム外とのファイルおよびフォルダ共有をブロックすることを決定したとします。その方法をご存知ですか?

個人用アカウントは自分だけの場所です

チーム メンバーが個人用アカウントとビジネス用アカウントをリンクしている場合、チーム管理者であったとしても、そのメンバーの個人用アカウントにあるファイルやフォルダを見ることはできません。


したがって、チーム メンバーが自分の個人用アカウントが見られているのではないかと心配している場合は、管理者は Dropbox Business アカウントにのみ可視性と管理機能があることを伝えてください。

Dropbox ビジネス チーム アカウントのセキュリティに関してよく寄せられる質問

チームのアカウントを保護する方法について質問がありますか?まずはこちらをご覧ください。記載されていない質問がある場合は、help.dropbox.com にもさらに回答がありますのでご参照ください。

SSO の設定方法

SSO を有効にする前に、まずアイデンティティ プロバイダに移動してその設定手順を実行する必要があります。次に管理コンソールに移動し、[ 設定 ]を選択してから[ 認証設定 ]の下の[ シングル サインオン ]を選択します。SSO を任意または必須とするかを選択してから、手順に従って設定します。

Dropbox アカウントを保護する方法

アカウントの保護を強化する方法は数多くあります。パスワードの変更や 2 段階認証の設定に加えて、デバイスのリンク解除、ウェブ セッションやアプリの管理、他のデバイスからの Dropbox の遠隔削除を実行できます。

削除したファイルを復元するには?

Dropbox なら削除したファイルの復元も簡単です。Dropbox のウェブサイト(dropbox.com)にログインして、[ 削除したファイル ]を選択するだけです。復元するファイルを検索し、その名前を選択して[ 復元 ]をクリックします。

セキュリティ設定の調整

ここまで、利用可能なセキュリティ設定について説明してきました。次に、皆さん自身で設定を調整してみましょう。

Start at the admin console - Adjusting your security settings

管理コンソールから始める

ここでも管理コンソールから始めます。[ 設定 ]を選択し、[ 認証 ]までスクロールします。