管理コンソールの高度な機能
管理者やチームが Dropbox Business を使い始めたばかりであったり、仕事を簡単にするためのヒントやコツを知りたい場合、管理コンソールの高度な機能を有効にすることで、どのような規模の企業であっても Dropbox の展開をスムーズに進めることができます。
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Dropbox Business チームでのライセンスの表示と追加
Dropbox Business アカウントの管理者は、チームで利用可能なライセンス数と容量を確認できます。
管理者のアカウント情報を使用して dropbox.com にログインします。
左側のサイドバーで[管理コンソール]をクリックします。
左側のサイドバーの[インサイト]をクリックします。
このページでチームの利用可能なストレージ容量を確認できます。また、利用可能なライセンス数を確認し、必要に応じて追加ライセンスを購入することも可能です。
チームのストレージ容量が上限に近づいている場合は Dropbox サポートにご連絡ください。こちらで容量を追加できる場合があります。サポートにお問い合わせの際は、管理コンソールの[ヘルプ]タブをクリックしてください。
オンボーディングをより速く簡単に
Dropbox Business のドメイン認証と移行指示は、大企業でのオンボーディングを迅速かつ簡単に行うためのプロセスです。
注:ドメイン認証と移行指示は、Advanced または Enterprise プランに加入している Dropbox ビジネス チームでご利用いただけます。
ドメイン認証とは
チーム管理者がドメイン認証を使用すると Dropbox でメール ドメインの所有権を確認することができます。
これにより、自社のメール ドメインの所有権を簡単に主張し、他のドメイン管理ツールをアンロックできます。
ドメイン認証が完了すると、移行指示を有効にすることができます。
移行指示の仕組み
招待されたユーザーの中には、認証されたドメインのメール アドレスを使用して作成した Dropbox または Paper アカウントをすでに持っている人もいます。移行指示は、こういったユーザーに以下のいずれかのオプションを選択するよう要求します。
既存のアカウントでチームに参加する
このアカウントで登録しているメール アドレスを別の個人用メール アドレスに変更する
チームの Dropbox Transfer を設定する
Dropbox Transfer をご利用いただくと、チームはサイズの大きな最終バージョンのファイルを簡単に送信できます。
チーム メンバーは各ファイルを送信するだけでなく、1 回の転送に複数のファイルやフォルダを含めることができます。また、転送にロゴ、有効期限、パスワードなどの設定をカスタマイズし、作成した転送のダウンロード アクティビティを監視することもできます。
転送ファイルを受信するために Dropbox アカウントを所有する必要はありません。Dropbox Transfer ならシンプルかつ安全に企画案や契約書、完了した作業を送ることができます。
ファイル転送の設定を管理する方法
管理者のアカウント情報を使用して dropbox.com にログインします。
左側のサイドバーで[管理コンソール]をクリックします。
[設定]をクリックします。
[共有]をクリックします。
[Dropbox Transfer によるファイルの共有]の横で[オン]または[オフ]の設定に切り替えます。
注:転送を無効にすると、既存の転送リンクにアクセスできなくなります。
チーム メンバーが主要なフォルダを自動的にバックアップできるようにする(チーム管理者用)
パソコンのバックアップを使用すると、チーム メンバーはパソコン上にある特定の重要なフォルダを自動的にバックアップできます。
「デスクトップ」、「ドキュメント」、「ダウンロード」などのフォルダは、Dropbox にバックアップされる一方で、各パソコンの同じ場所からアクセスできます。
管理者はチーム メンバーがパソコンのバックアップを有効にできるかどうかを管理することができます。
パソコンのバックアップ設定の管理方法
管理者のアカウント情報を使用して dropbox.com にログインします。
[管理コンソール]をクリックします。
[設定]をクリックします。
[バックアップ]をクリックします。
[チーム メンバーにパソコンのバックアップを許可する]で[オフ]を[オン]に切り替えます。
注:この変更は 1 時間以内に適用されます。
承認済みデバイスの数を管理および制限する
大人数のチームでは、チーム メンバーが Dropbox にアクセスするのに使用するパソコン、スマートフォン、タブレットを追跡する手段が必要です。
デバイスの承認では、チーム メンバーがそれぞれの Dropbox Business アカウントに接続できるモバイル デバイスやパソコンの数に制限を設けることができます。デバイスの承認に制限をかけることは、チームの安全を守ることにつながります。
注:デバイスの承認機能は、Advanced または Enterprise プランの Dropbox ビジネス チームでご利用いただけます。
共有ファイルに組織のブランドを追加する
ブランデッド共有を使用すると、チーム外で共有されているファイルやフォルダに、組織の名前とロゴを追加できます。チーム メンバーが共有リンクや直接共有の招待を送信すると、アカウント設定に追加したブランドの要素が受信者に表示されます。
Dropbox Business Advanced チームとEnterprise チームの管理者は、チーム全体のブランド要素の設定や、チーム メンバーが自分のファイルやフォルダでブランデッド共有設定のカスタマイズを行えるようにすることができます。
チームにブランデッド共有を設定する方法
管理者のアカウント情報を使用して dropbox.com にログインします。
左側のサイドバーで[管理コンソール]をクリックします。
[設定]をクリックします。
[チームのプロフィール]をクリックして[ブランデッド共有]までスクロールします。
[企業ロゴ]の横にある[ロゴを追加]をクリックし、組織のロゴをアップロードします。
[背景画像]の横にある[画像を選択]をクリックします。アップロードした画像は、受信者が共有ファイルへのリンクを開いたときに表示されるスプラッシュ画面に表示されます。
チームのブランデッド共有設定を変更する
管理者のアカウント情報を使用して dropbox.com にログインします。
左側のサイドバーで[管理コンソール]をクリックします。
[設定]をクリックします。
[チームのプロフィール]をクリックして[ブランデッド共有]までスクロールします。
[メンバーが自分でブランドを設定できます]を[オフ]または[オン]に切り替えます。チーム メンバーは自身のアカウント設定でブランデッド共有を管理できます。
注:チーム メンバーにブランデッド共有設定のカスタマイズを許可できるのは、ビジネス用 Dropbox Advanced チームと Enterprise チームの管理者のみです。
管理者がチーム メンバーにブランド設定のカスタマイズを許可しても、チーム メンバーが自身の設定でロゴや背景画像を追加しなければ、共有リンクにロゴなどは表示されません。